エッセイ99-Essay99-2003.08
<頑張る同世代達へ>

キャンパスにて 私にとって六回目となる慶應大学の夏期スクーリングから先日16日に帰宅した。登校は14日間だが日曜日や出入りを入れると18日間の長丁場。今年は北海道ばかりでなく関東地方も冷夏で過ごしやすく元気に学び終えた。

 今回の受講生はなぜか私と同世代(60歳前後)と見える人が多かった。経済悪化で多少早めにリタイヤした人たちが増えたのだろうか、などと考えた。

 私は食堂や教室でそんな彼らに積極的に声掛けをした。自分が入学したての頃、勉強や試験、他様々な情報集めに先輩方の力を借りた。そろそろ恩返しの時だな、との想いがあったからである。聞いてみると入学後年数の浅い人たちは一様に、自学自習の要領がつかめず、学食にて試験勉強にしても無駄が多い。「差し出がましいようですが、、、」といくつかアドバイスさせていただいた。

 私は卒業要件百十六単位取得目前までやってきた。省みて、通信教育は通常の大学課程と違って相当きびしいものだ。慶應では卒業できる者は5%程である。そんな中お互いに体力の衰えを実感しながら懸命にがんばる同世代達に大なるエールを送りたい。

 それにしても今回の「教育学概論」の試験は、講義をした同世代の教授の著作「教育学」を「評論せよ」だった。私は遠慮無しにきびしく批判してしまったのだが、、、。



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